山ちゃんの 子育てコラム集
「山ちゃんのブログ」に掲載した【子育てコラム】を集めてみました。
1 子は親の鏡 03/17/2014 21:26:00
迷いながら子育てをすると、子どもは不安になる
子どもに冷たく接すると、子どもは疑心暗鬼に育つ
叱って育てると、自信のない子どもに育つ
誉めて認めながら育てると、子どもの自尊感情が高くなる
公平に育てると、清く正しい子に育つ
優しく育てると、思いやりのある子に育つ
親の心がけが子どもの心に宿る
2 みんな違う 03/18/2014 23:24:00
子どもの成長は、その子どもに応じて成長します
おとなしい子 元気な子
運動が得意な子 おしゃべりが好きな子
同じ我が子でも、みんな違う
だから、人と違うことを大切にして育てよう。
みんな違って、みんな良いから
3 行動 03/19/2014 20:07:00
「うちの子はダメなんです」「わがままで困ります」「片付けができない」
など、子どもの悩みごとを耳にします。「よくがんばるようになりました」「元気に活動しています」
と嬉しい言葉も聞きます。でも、本当かなと疑います。どうしてそう思ったのか、どうしてダメなのかその根拠が曖昧です。
インパクトのある行動が強く印象に残って、その行動だけを根拠に子どもにレッテルを貼ってしまうことがよくあります。
一つの行動だけで子どもを固定的に把握しないことです。子どもは常に成長して変化しています。いつ、何処で、何回、
などカウント出来る具体的な行動を見つめることが、子どもの本当の姿を見つめることにつながります。
4 叱る前に 03/20/2014 20:25:00
「また、勉強しないで遊んでいる」
「ちゃんとしなさい」
「何度言ったらわかるの」
と、言う前に「勉強したくないんだ」と子どもの思いを先ずは受け止める。
問題が分からないのか、他のことが気になるのかに気付く。次に、どうしたら良いのか一緒に考える。
「ちゃんとしなさい」だけでは、何をどうするのかわからない。して欲しいことだけを具体的に伝える。
出来なかったら、どのようにするのか見本を見せる。子どもは、大人と違って一回言って身につく物ではありません。
何回も教えるのが当たり前。「前は5回言ってたのに、今日は3回言って分かってくれたね」と誉めるきっかけにもなります。
5 バランス 03/21/2014 21:33:00
子どもが欲しいと言った物は、何でも買い与える。
テーマパークに行きたいと言ったら、必ず連れて行く。
子どもの願いや希望を叶えてあげるのが良い母とは思わない。
がまんする力、待つ力、耐える力も生きるために必要。
子どもが困っている時につい手を貸したくなる。
失敗すると「かわいそう」だと思って先回りしてやってしまう。
失敗や挫折を体験させないことが本当に子どものためになるのでしょうか。
失敗を経験して学ぶこと、自分なりにやってみて自信を持つこともあります。
何事もパランスが大事です。
6 期待しすぎないで 03/22/2014 22:23:00
子どもは、ひとり一人成長が違います。
また、その子なりの成長過程があります。言ったことが分かる、約束が守れる、学習をする、
お手伝いが出来るなども全て時間がかかります。子どもが出来れば、「もっと出来るのではないか」
「がんばれがんばれ」と親の要求は増していきます。出来ないことばかりが気になります。同様に期待します。
この気持ちや期待がが強くなるほど不安や不信感、挫折感がつきまといます。「ここまでしてやったのにどうして出来ないの」
と「~してあげたのに」の言葉とセットに怒りがこみ上げます。子どもは親の期待に応えようと努力しますが、ストレスや限界もあります。
その子なりの成長段階もあります。「もっと、もっと」と思ったら深呼吸をして立ち止まりましょう。期待しすぎると、
子どもの姿が見えなくなります。親の期待を子どもに押し付けていないか穏やかに考えることで、子どもの個性や良さが見えてきます。
7 抱きしめて 03/23/2014 21:05:00
「ねえ、見て見て」「ねえお母さん、お母さん」としつこく呼びます。
子どもは、お母さんの注目を浴びたいと常に思っています。お母さんの存在を気にして、お母さんの姿や目線を追っています。
べったりとくっ付いて離れません。お母さんが自分のことを愛しているか、体全体で確かめているのです。
「うるさいわね」「忙しいの」と目をそらさないで、しっかりと受け止めて下さい。抱きしめて下さい。
そうされることで、子どもは、大切にされていることを実感し安心してお母さんから少しずつ離れていきます。
こんな時期が懐かしく思う日は直ぐに来てしまいますから。今だけです、素直に子どもが甘えてくれるのは。
8 一つだけ 03/24/2014 19:42:000
「何ですか、この漢字!もっと奇麗に書きなさい。全部やり直し。」
子どもの漢字練習帳や国語ノートの乱暴な字を見てイラッ。ましては、その字に学校の先生が◯を付けていたら、
余計に怒りが込み上げます。こんな時は、先ず大きな深呼吸を3回。次にする手順は、「この字の中で奇麗な字はどれ。
ベスト3を教えて?」「本当だね。奇麗に書けてるね。特にここの書き方が良いねえ」「では、
この字で書き直してもいいかなあと思っている字を一つだけえらんで」「どうしてここがダメと思ったの」
「自分で気付いたのは偉いね」と誉めて上げて下さい。きっとその字を自分で消してやり直すと思います。
言い方を変えることで、子どもは自分でやり直します。大事なことは、全部やり直しをさせたいけれども2、3字でがまん。
少しずつ継続的にアドバイスするのがポイントです。
9 育児学習 03/25/2014 20:17:00
1時間目は、「子どもの発達」2時間目は、「子どものしつけ法」
3時間目は、「父親としての役割」なんて、家庭を持つ前に私たちは育児の授業を受けたことがありません。
だから、急に母親になると何から始めたら良いか悩み、自分の子育ては間違ってないか迷い、子どもの変化に戸惑い
、他の子と比較して子育ての自信がなくなります。これは、当然のことです。はじめての子は、毎回哺乳瓶を消毒し、
口にする物は何でも消毒。二人目は、哺乳瓶が床に落ちでも気にしないで拾って飲ませます。
体験、経験で学ぶ事が多い育児なのです。失敗したらやり直したら良いのです。間違いに気付いたなら、
その時点で正しくやれば良いのです。子どもを健やかに育てたいと思う心があれば、大丈夫。子どもは母親から学び、
母親は子どもから学んでいるのですから。
10 絆の輪 03/26/2014 19:53:00
赤ちゃんが出来ると両親は子どもを愛おしくて抱きます。
歩ける様になるとしっかりと手を繋ぎます。言葉が出る様になると沢山話しかけます。中・
高生になると会話が少なくなりますが、我が子の姿はいつも見ています。家から離れて生活する息子には、
きっとがんばって生活しているだろうと心で思い続けます。故郷を離れた息子は、故郷で両親が元気でいると心で思っています。
少し年を取ると子どもが時々顔を見せに来てくれます。体調が不安な年になると子どもが「大丈夫?」
と声をかけてくれます。足腰が弱くなると、子どもが手を貸してくれます。動くのも不自由になった時には、
体を支えてくれます。スキンシップから始まったこの関係は親子で大きく一回り。
その時々に子どもに接した事が我が身に返ってきます。愛情の絆の輪を切らないように。